爬虫類革の中でも一番ワイルド感のある革はワニ皮です。生息地は種類によって変わりますが主にアフリカ、インドネシア、タイ、マレーシア、オーストラリア等ですがほとんどが養殖の革です。 ワニの場合は腹ワニと背ワニがあります。腹ワニはワニの背の部分を割り腹部のウロコをいかします。反対に背ワニはワニの腹の部分を割り背部のデコボコ(凸凹)の所をいかします。
価格が種類とサイズによって変わりますが1枚が¥18,000のものもありますが最高級のワニ革は¥160,000もします. 革の仕上げ方はマット仕上げ(ソフト感で光沢はださない)とグレーシング仕上げ(ハード感で光沢をだす)があります。
スーモルクロコ(学名:Crocodylus porosus)
スーモルクロコの特徴は腹部のウロコは四角形で他のワニ類と比べて比較的にウロコの大きさは小さくて、ウロコの横列の数が多いことです。見た目はとっても美しくて上品さはあふれています。ワニ類の中でも一番評価の高い革です。
ラージクロコ(学名:Crocodylus novaeguineae)
ラージクロコの特徴は腹部のウロコは正方形で他のワニ類と比べて比較的にウロコのサイズは大きくて、ウロコの横列の数が少ないことです。日本でよく使用されて人気のワニ革です。
ナイルクロコ(学名:Crocodylus niloticus)
ナイルクロコの特徴は腹部のウロコは細かく、長方形です。ウロコのサイズはスーモルコロコとラージクロコの間ぐらいです。
シヤムワニ(学名:Crocodylus Siamensis)
シヤムワニの腹部のウロコがスーモルクロコに似ていますがやや大きいです。シヤムワニ はタイで養殖が行われて現在日本で人気のあるワニ革です。
カイマンワニ
カイマンワニは一般的にバビラスあるいは石ワニと呼ばれます。カイマンワニの特徴は体に全体的石があること。他のワニ類と比べる値段が安いことで人気があります。